耳鳴り
耳鳴りの特徴

耳鳴り(耳鳴り症状)は、外部から音がないにもかかわらず、耳の中で音を感じる症状です。音の種類や強さは人によって異なり、ジー、ピー、シュー、あるいは鼓動のような音を感じることがあります。耳鳴りは一時的なものから、長期間続く慢性的なものまでさまざまです。
◆音の種類
・高音の音:ピッ、シュー、ヒューヒューなど、高い音がすることがあります。
・低音の音:ブーン、ゴーゴーなど、低い音を感じることもあります。
・脈打つ音:自分の心臓の鼓動と同期して、ズン、ズンという音が聞こえることがあります。
音の強さと頻度
耳鳴りの音は、日中のストレスや疲れによって強くなることがあります。また、静かな環境で感じやすくなることが多いです。
◆持続時間
一時的な耳鳴り:ストレスや風邪、耳の詰まりなどが原因で一時的に起こることがあります。通常は数分から数時間で治まります。
慢性的な耳鳴り:長期間続く場合があり、生活の質に影響を与えることがあります。
耳鳴りの原因
耳鳴りの原因は多岐にわたります。主な原因には以下が含まれます。
◆耳の疾患
・耳垢の詰まり:耳垢が耳の中で固まり、耳鳴りを引き起こすことがあります。
・中耳炎や内耳炎:耳の感染症が原因で耳鳴りが起こることがあります。
・メニエール病:内耳の疾患で、耳鳴り、めまい、難聴が一緒に現れることがあります。
◆聴覚神経の障害
音響外傷:大きな音(コンサート、爆発音など)に長時間さらされることによって、耳の内耳がダメージを受けて耳鳴りが発生することがあります。
加齢性難聴:年齢とともに聴力が低下することに伴い、耳鳴りが生じることがあります。
◆血行障害
高血圧や動脈硬化:血行が悪くなると耳鳴りが引き起こされることがあります。
◆精神的な要因
ストレスや不安:精神的な緊張やストレスが耳鳴りを悪化させることがあります。
◆薬剤の副作用
一部の薬剤(例えば、アスピリン、大量の抗生物質や抗がん剤など)は、耳鳴りを引き起こすことがあります。
耳鳴りの治療
耳鳴りの治療は、原因に応じた対処法が選ばれます。以下は一般的な治療方法です。
◆薬物療法
耳鳴りに対して直接的に効く薬はないものの、症状を軽減するために抗不安薬や抗うつ薬、鎮静薬が使われることがあります。
◆音響療法
音を使って耳鳴りを感じにくくする方法です。ホワイトノイズや音楽を流すことで耳鳴りの音をかき消す効果があります。
◆認知行動療法(CBT)
耳鳴りによるストレスや不安を軽減するために、心理的なアプローチを行うことがあります。
◆補聴器や耳鳴り治療装置
聴力の低下がある場合は補聴器を使用することで、耳鳴りを軽減することができます。また、耳鳴りを軽減するために特別に設計されたデバイスもあります。
耳鳴りは一時的なものから慢性的なものまでさまざまであり、原因に応じて適切な治療が必要です。耳鳴りが長期間続く場合や、生活に支障をきたす場合は、耳鼻科や専門の医師に相談することが重要です。